車椅子生活 | Wheelchair Life

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自己導尿とは?

自己導尿ってどんなことするの?

自己導尿とはどんなことなのでしょう?簡単に説明すると、脊髄を損傷してしまい自力で排尿が出来ない場合に、カテーテルでおしっこを出してあげるということです。

脊髄(頚髄・胸髄・腰髄)を損傷すると、排便と排尿がうまく出来ません。これは、便や尿を外に出す筋肉がうまく働かなくなってしまうからです。排泄の機能障害については頚髄損傷になると?のページをご覧ください。

では、私がどのように排尿しているのかというと、導尿法(自己導尿)・尿道括約筋切除術・膀胱ろう増設術の3種類の排尿方法の中の、導尿法(自己導尿)という方法を用いて排尿をしています。導尿法(自己導尿)というのは、おしっこをしたくなったら自分で管(以下、カテーテル)を尿道に入れておしっこを出してあげる、という方法のことです。

健常者の方がカテーテルを入れようとすると相当痛いみたいです。(^_^;)
手術をしたことのある方は、全身麻酔から覚めるとバルーンカテーテル(おしっこを溜めておく袋)が装着されていたと思いますが、バルーンカテーテルを抜くときは痛かったはずです。覚えていますか?入れるときはもっと痛いみたいですよ。

私もカテーテルを入れるときは痛いのかというと、首から下が麻痺しているため痛みは分かりません。ほとんどの脊髄損傷者は痛みがないと思います。ただ、カテーテルを無理やり押し込んで、カテーテルが尿道を突き刺してしまったときは痛かったです。体の何箇所かだけに残っている痛みを感じる部分に運良く?刺さったみたいで・・・(T_T)